オタクがほざく

役に立つことを色々

とにかく適当すぎる直感

「夢で7の数字を7回連続で見たんだ!だから7x7=48ってわけだ」
by宝くじで大金を当てた男

「第六感」「ピンときた」「雰囲気でわかる」はたして本当でしょうか。

まだまだ科学的にわかっていないものがたくさんあり、それを経験よって補うことは多々あります。

経験でわかれば良いですが、忘れてはならないこととして「人はランダムにさえ意味を見出そうとする」ということです。

一番有名なものでは
「怒ると成績が良くなるように感じる」

成績は変動するので、下がったり上がったりします。下がった後は、上がりやすくなるのです。

しかし、人は勘違いして自分の行動と結びつけるようになるのです。

今回はそれらの例を紹介するので、みなさんも直感に惑わされないように気をつけてください。

例えば、ワイン。
あれだけの種類のワインの味を評論家はわかっているのでしょうか。

ワイン評論家達に、ワインの格付けをメモさせてみた結果、バラバラの評価になることがわかりました。

さらに白ワインに赤い着色料を混ぜると、甘く感じました。

これらより、ワインの評価は味だけでなく、周りの影響も大いに受けていることがわかります。

元々、ワインの格付けはナポレオンが始めたことで、格付けをすることでその前より大幅にワインの需要が上がり、値段が上がったそうです。

人は権威に弱いんですね。私もよくわかります。

他には、人は具体的な情報を限定すると、確率を大きく見積もります。

例えば
「灰色の服を着た人」
「灰色の服を着た銀行員」
だと、「灰色の服を着た銀行員」のほうが、限定しているので少ないはずなのに、こちらを多いと感じてしまうのです。

これは想像しやすいものを多めに見積もってしまうためです。

「飛行機事故」「発展途上国でテロに巻き込まれる」「宝くじで当選」「殺人」

これらは交通事故の100分の1以下の確率で起こるものですが、多く見積もられがちです。

TVなどでこのような事件を見たときは、本当の確率を意識してみるのも良いかもしれません。

最後にもう一つ、株の話をしましょう。
投資信託で大儲けするために、過去の投資ファンドの成績を調べてませんか?それに関して調べた研究があります。

投資ファンドの過去5年の成績と、次の5年間の成績を比較した結果、相関は全くありませんでした。

つまり、我々はランダム性のあるものを参考にして投資信託を選んでいたというわけです。



では最後は、イギリスの哲学者フランシスコ・ベーコンによる教訓で締めます。

「人間はパターンに合う例ばかりを求め、反例を探そうとしない」

参考文献: たまたま 日常に潜む「偶然」を科学する レナード・ムロディナウ

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する