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一日の行動量は決まっている!?【データの見えざる手要約・感想】

 

先日、”データの見えざる手” 著:矢野和男 を読みました。

 

ざっくりとまとめると、ちょっと前に話題になったウェアラブルセンサに関する話で、

日立ではこれをもっと昔から実験的に使用しており、24時間人体にウェアラブルセンサ(加速度センサ)を取り付け、それによって得られた大量の運動量のデータを分析するというものです。

 

結構専門的な話も含めつつの内容なので、気軽に読めるかというとどうかな~という感じです。ただ興味があると読んだときの満足度はそこそこあります。

 

一日の行動量は決まっている!?

私はこの本で一番重要なことはここだと思っていて、今後の行動に大きく影響しそうです。

 

ウェアラブルセンサから得た情報によると、行動の少ない時間と多い時間の比率は基本的に変わらない。

 

このことから我々が学ぶことは、無理に同じ行動を続けるよりも様々な(行動量の異なる)行動をするべきなのである。

 

一日のエネルギーを一つのことに費やすというのは難しいのである。

 

雑談が活発なほど、生産性が高まる

これは本題とは少し違うが、休憩時間中の雑談が多いほど生産性が高まるという内容がある。

 

これに従って休憩を同年代でとらせたところ、生産性の向上が見られたのである。

 

業務中のコミュニケーションが大事というのは最近よく言われており、IT系の企業が率先して開放的なオフィスを作っているが、ただの雑談が増えただけでも生産性の向上が見られるのである。

 

そりゃあオフィスも開放的にしたくなるわけだ。

 

あと、業務中のコミュニケーションを活発にする方法が一つ提案されていた。

それは、共通の目標を持つということである。

 

上司と部下の関係になると、一方的なコミュニケーションになることが多く、これは生産性の面では良くない。

 

ただ、共通の目標を持った場合は例外で、上司と部下の関係でも会話のキャッチボールが活発になったという結果が得られている。

 

 

以上がデータの見えざる手の要約と感想である。

得られるものが多い書籍ではないが、実験に基づいているので他の本では得られない新鮮な情報が得られたと思う。

特に実験結果のグラフは興味深いと感じた。